IS レイヴンズ・レゾナンス
作者:

原作:インフィニット・ストラトス
タグ:R-15 クロスオーバー AI本文利用 アーマード・コア
織斑一夏は、十五歳の春、世界で唯一ISを動かせる男性としてIS学園に入学する。周囲は好奇と警戒にざわめく中、一夏自身はといえば、相変わらず女心に鈍くお人好しで、正義感だけが空回りする少年だった。だが、その脳裏には幼い頃から断続的に、自分ではない誰かの戦場がフラッシュバックしていた。荒廃した大地、ノイズ混じりのブリーフィング、撃墜される僚機の最後白いグレネードの光、コーラルと呼ばれる異質な輝き――夢にしては生々しすぎる、幾人もの「傭兵」の記憶。

学園での最初の模擬戦一夏のISはぎこちなく動く。誰もがそう思った。しかし敵機の照準が自分へ向く一瞬、彼の意識の底で冷たい声がした。

(―――まず敵を無力化する。交渉はそれからだ)

その声は滅びへの道標か、それとも―――