ある日、自宅でゲームをプレイしていた御影豊(みえい ゆたか)は、エンディングを迎えると共にゲームの世界に降り立っていた。
しかも姿は、プレイしていた時のアバターの姿。
突然の事態に混乱し、現実に帰ることを熱望する。どうすればいいか分かる筈もないが、しかしゲームの内容を知る故に、現代へ帰る手段を思い立つ。

この世界には、あらゆる願いを叶える『遺物』がある。

その為に仲間を見つけ、多くの事件を解決すると共に必須アイテムを入手し、そして目的の場所に辿り着く。
三年もの年月を要したが、それでもこの世界に根を下ろす気にはなれなかった。
『遺物』を使用し現実へ帰還を果たす御影豊。

しかし姿はアバターのまま、時間は三年過ぎていて家も財産もなく、更には仲間も着いてきた。
頭を抱えて思い悩むも、ついでにこの日本も色々おかしい。
現実世界には魔法もなければ魔物もいない、それが当然の筈なのに……?

ただ帰って、元通りの生活を送りたかっただけだった。でも、現実がそれを許してくれそうもない。

新たに降り立った現代で、一人の少年アキラと出会う。
住む場所の提供と当座の資金を借りる代わりに、少年を鍛える事にもなってきて、予想と全く違う生活になりそうだった。

――ここからまた、新たな戦いが始まる。

※『小説家になろう』とのマルチ投稿です。
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