ステータス『0』の観測兵 ~転移したクラスを離れた少年は、砲火と魔法の異世界で昇進させられる~
オリジナル:ファンタジー/戦記
タグ:R-15 残酷な描写 AI本文利用 異世界 ミリタリー 戦記 銃と魔法 近代ファンタジー 近代 魔法 転移
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英語の授業中、羽黒承とクラスメイトたちは、前触れもなく異世界へ落ちた。
そこは、剣と魔法だけの世界ではなかった。城壁の上には銃口が並び、王国は要塞都市と書類で人を動かし、魔物との戦いはすでに近代戦の形を取り始めていた。
転移直後、羽黒が見たものは、全員の頭上に浮かぶ数字だった。
『0』。
自分も、友人も、クラスメイトも、全員がゼロ。
与えられた力は、敵を倒す剣でも、大魔法でもない。ただ数字が見えるだけ。けれど、その数字はやがて、誰が立っていて、誰が戻らず、何を見落としているのかを告げ始める。
帰れない転移者たちは、第二王城の庇護下で「雇用」される。"勇者"として扱われながら、実際には組織と戦場に組み込まれていく。三郷弦は前に立ち、羽黒は後ろから状況を見て、桐谷幸やクラスメイトたちもそれぞれの役割を選ばされていく。
夢のような異世界は、夢ではなかった。
紙片に数字は残る。けれど、そこにあった声までは残らない。
それでも羽黒は、失ったものを復讐で数えないために、戦場で見落とされた数字を拾い続ける。
- 一章一話 曰く、転移は何時も突然に起きる。 (改)
- 一章二話 扉のない部屋 (改)
- 一章三話 床に置かれた足 (改)
- 一章四話 彼は僕たちを一体何に仕立て上げようとしてるのだろうか? (改)
- 一章五話 2857 (改)
- 一章六話 何故世界は僕らに力を与えたのだろう? (改)
- 一章七話 私と生徒
- 一章八話 いつの時代も情勢とは外部から見れば奇妙なものである。 (改)
- 一章九話 外には世界があった。 (改)
- 一章十話 地に伏す影
- 一章十一話 消えてしまったあの日々に。
- 一章十二話 大きすぎる冠 (改)
- 一章十三話 「”冒険”はするな」と冒険者は言う。 (改)
- 一章十四話 彼は何処から来て何処に向かっていくのだろうか? (改)
- 一章十五話 智が力となるならば、それは如何程なのか
- 一章十六話 境界を覗く少女
- 一章十七話 魔法の光
- 一章十八話 戦場の女神の宥め方 (改)
- 一章十九話 要塞の上で (改)
- 一章二十話 石壁の賭け (改)
- 一章二十一話 それは賭されていた
- 二章一話 時は流れる、だから止まれない。
- 二章二話 磨きにくいもの (改)
- 二章三話 三つの手の火
- 二章四話 秤に残らない煤
- 二章五話 靴底の重み (改)
- 二章六話 火のそばの声
- 二章七話 影の食卓
- 二章八話 冠の裏側
- 二章九話 金と煤のあいだ (改)
- 二章十話 硝子に映る線
- 二章十一話 遅れた足音
- 二章十二話 盤の外の手 (改)
- 二章十三話 鞘へ戻る日
- 二章十四話 明け方の門
- 二章十五話 席のない朝
- 二章十六話 王城に残った名前
- 三章一話 城の外の朝
- 三章二話 名を出す場所
- 三章三話 荷を崩さない手
- 三章四話 曲がって来る火
- 三章五話 硬貨の重さ (改)
- 三章六話 西詰所の顔
- 三章七話 雨の見張り (改)
- 三章八話 濡れた荷台の半日
- 三章九話 崩れない隊列
- 三章十話 継ぎ足される信用
- 三章十一話 仮登録の先 (改)
- 三章十二話 誘いと距離
- 三章十三話 王都の端を越える朝
- 三章十四話 自分の足で出る (改)
- 三章十五話 荷継ぎ小屋の印
- 三章十五話 荷継ぎ小屋の印
- 三章十六話 名鑑の薄い紙
- 三章十七話 焚かれない茶葉
- 三章十八話 茶葉のない部屋 (改)
- 三章十九話 見張り線の外
- 三章二十話 北砦の白線
- 三章二十一話 北砦の返音
- 三章二十二話 軽い依頼の重さ
- 三章二十三話 磨かれた床の下
- 四章一話 拍手の届く部屋
- 四章二話 数字の影
- 四章三話 坑道の口
- 四章四話 迷宮の記憶、錆びた約束
- 四章五話 戻る道の選び方
- 四章六話 夜に重くなる荷
- 四章七話 戻らない荷車/四章八話 窓のない地図室
- 四章九話 地図にない道/四章十話 立たない椅子
- 四章十一話 王子は席を立たない
- 四章十三話 報告書の外側
- 四章十四話 冷めた茶の表面
- 四章十五話 錆びた約束、影の追跡者/四章十六話 明るい撤収の声
- 四章十七話 羽黒承がいない隊列/四章十八話 名前を書く机
- 四章十九話 保証人の条件
- 四章二十話 厚い任務票/四章二十一話 勇者班の任務票
- 四章二十二話 雑用組と笑う声
- 四章二十三話 数を拾う紙
- 四章二十四話 錆びた腕輪/四章二十五話 迷宮後報
- 四章二十六話 最初の共同依頼