もしも、ハリー・ポッターが、“生き残った男の子”でなかったとしたならば。
 彼に普通に、家族と幸せに生きて欲しいと願ったのは、一体誰であったろうか?


 一千年という、死すべき定めの人の寿命を遥かに越える悠久の時を紡いできた魔法の城、現実と幻想の境界線のホグワーツ。

 そこには、創始者の時代よりもさらに古く、誰も知らぬ頃から存在したという、謎の時計塔があり、あるとき悪霊が這い出してきた。(出なくていいのに)

 名前はない。個人名はない。あるのは意味ある記号だけ。

 とってもドクズなその悪霊に、女子トイレのゴーストと、かなり重い放浪女と、とっても可愛らしい亡霊少女が加わって、さあもう色々と大変だ。(主に生徒が)

 これは、人ではない幽霊教師が観測していく、ちょっと幻想寄りになったホグワーツのちょっとおかしな日々と、数多の人生の祈りを紡ぐ物語。


※20200617 章構成を変更
※20200625 あらすじを変更
※20200721 プロットを改定し、一部削除
※20200727 プロットをだいぶ練り直して、初期とはかなり変わりました。
※20200806 原作一年目始まりました
※20200830 原作二年目始まりました
※20201003 秘密の部屋編 終了しました
※20201025 完結しました
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