2004年初頭、日本の冬木市において、第五次聖杯戦争が勃発した。
七人の魔術師がそれぞれ七騎のサーヴァントと呼ばれる使い魔を召喚し、「万能の願望器」たる聖杯を奪い合う魔術儀式という名の闘争。
しかし、その闘争に参加しない魔術師達は、ある者はこの地を離れ、ある者は遠巻きに眺めていた。
しかしある魔術師は、その闘争を至近で、つぶさに観察していた。

その魔術師の名は白狐(しろぎつね)

狐の面を被り、白い装束を纏い、その手は数多の魔術師の血に染まった凶悪無比の魔術師。

何を求め、何を考えているのか………

冬木の地にて、狐は星影に嗤う。
X(Twitter)  ▲ページの一番上に飛ぶ