——何もかもがおかしくなった、どうしようもないこの世界で

 初のフルダイブ型VRMMORPGであるソードアート・オンライン発売と同日、同じく初のVRFPSであるEscape from Tarkovが発売になった。
 RPGの要素を取り入れ、死の代償は全ての装備、戦利品のロスト。リアルを追求したFPSはSAOと並んでこれからのVRを引っ張っていくと期待されていた。

 それなのに、EFTを購入したはずの"レイジ"はSAOの世界にいた。他のPMCたちも同じようにSAOに放り込まれ、更にはログアウトさえもが出来なくなった。
 脱出地点は2つ。100層のボスを撃破してアインクラッドを脱出するか、ゲームで死に、同時に現実で死ぬこと。

 レイジの隣にはベータテスターの少女"コハル"がいて、かつての相棒のリョーハ、スナイパーのシノンやPMCたちが集っていく。
 
 リアルで得ることの出来なかった敬意を、友情を、愛情をロストしないために、彼らをリアルへ帰すために戦い、この鋼鉄の城から脱出せよ。
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