魔術の世界でも類を見ない聖杯大戦から20年後の西暦2020年8月某日ーーー奇跡か、あるいは必然か、世界の裏側に消えた筈の大聖杯は、突如としてその存在を露わにした。

今宵の聖杯戦争の舞台は、再開発によって栄えつつある地方都市『神宿市』。

願いを叶える権利(令呪)を持つ者達は、或いは神話の英雄、或いは戦国の勇士、或いは希代の怪物を従え、その地へと集い始める。

そして、魔術を知らない一般人(榊 浩介)もまた、願いを叶える資格(令呪)を持ってしまっていた。

『ーーーさぁ、呼べ!!アイツを、テメェと同じロクでもない叛逆者を!!』

内なる声に従うままに召喚したのは、赤雷を纏う騎士ーーー『セイバー』。分厚い兜越しに覗く眼光が、榊を捉えて問い掛ける。

「問おう、テメェがオレのマスターか?」

その瞬間から、運命は決められてしまった。

願いの為に命を賭ける者達との戦い、己の内に潜む獣との邂逅、逃れられぬ過去のトラウマとの決着ーーー。

これは何処にでも居る只の青年が、同じ傷跡を抱える騎士と共に、望まずして巻き込まれた聖杯戦争を戦い抜くまでの記録である。



そして、許される事のない罪を犯した2人が、互いを殺すまでの末路である。

※この物語は、赤雷の騎士『モードレッド』を召喚した、只の一般人?主人公が、オリジナル聖杯戦争に巻き込まれていく話です。
※登場するサーヴァントは一部、原作(FGO)より抜粋しています。それ以外はオリジナルサーヴァントです。
※聖杯戦争のマスターは全てオリジナルキャラです。一部原作キャラが登場する事もあります。
※pixivとのマルチ投稿をしています。
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