「あなたしかこの未来を変えることはできないの、霊吾(れいあ)。」▼ 博霊としての素質を持ったものが生まれず、廃れたスペルカードルール。跋扈する妖怪達と人間達は血で血を洗うような争いに身を投じている。その中、ほんの少しだけの霊力を持った少年、霊吾(れいあ)は幻想入りをはたす。素質に関してはまったくと言っていいほどないが、妖怪の賢者は彼にかつて最強の巫女と謳われた者の面影を感じた。▼人と妖、どちらからも嫌われ、殺意を向けられようとも、彼は自らの役目とされた博麗を全うする。その身に眠る身に覚えのない記憶はいつも自分に幻想を見せる。それが彼の行動源になっていた。▼人と妖とが笑いあう幻想を。なによりも幸せだった時期を。
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