銀河共和国は、広大すぎる領土を前に揺らいでいた。
辺境では海賊と企業軍が跋扈し、共和国の法が届いても、その力が届かない世界が増え続けている。

共和国辺境部の古い公王家に生まれた少年、アレクシアール・“シーア”・ヴァラリアンは、宇宙船に憧れながら一つの疑問を抱いていた。
共和国の船が来られない場所を、本当に共和国と呼べるのだろうか。

やがて司法軍の士官となったシーアは、迫り来る銀河規模の戦争の中で、その答えを求めて艦隊を率いる。