▷自らを中心にして、ペンドラゴンの有していた大火力、炎の厄災たるその力をブリテン全域に大放出する。それは、直撃した相手の骨すら蒸発する超絶の大業火。当然、それに晒された虫が無事であろうはずもない。
▷【■■■■■■■■ーーーーー！！！？？？？】▷星の蝗の眷属は、空を覆い尽くしていた眷属を全て焼き払われる憂き目にあい、本体に当たる部分も焼き尽くされ身悶える。ソレは太陽表面に巻き起こる大熱波が如くの規模であり、たった一撃でブライドに対する攻撃の意志を圧し折られる事となる。
▷同時にこの攻撃で、星の蝗への攻撃準備は整った。それにより、カルデア軍は本丸を攻めることが可能となったのだ。
だよな…！虫の弱点は火！これに関しては王道と言っていも良いかもだからな…！炎の厄災の火力も持っているのもスゲーぜ！

▷ブライドの飛行は、赤き竜の疾走から白き竜の飛翔へと変わる。高速や音速で追いつくことが叶わぬならば、『入口と出口をつなげる』という破格の飛行手段でケルヌンノス神へと追い付くまで。▷『空間跳躍、位相転移──起動！アルビオン・クォンタムワープ！』
▷自らの身体を、輝ける粒子にして瞬間移動を行う。かつて世界の裏側に辿り着けなかったアルビオンが、次があれば、次こそはと願い続けた飛行能力の昇華。己をあらゆる場所に運びうる、飛行を越えた疾走跳躍。▷『いた！亡骸を発見、速やかに地表へと奪還させます！』
▷ブライドは転移し遂に発見した。落ち、ひたすらに奈落の底へ向かうケルヌンノス神の遺体。赦免の旅の、本当の終着点そのもの。
▷しかし、その肉体は縮小したとはいえ数百メートルは維持している。それに加え落下しているエネルギーがかかり、本来ならば回収するなど不可能な存在だ。ワープも破格な移動の制約として、彼女自身しかワープできない縛りがある。
自身だけとは言え、この空間移動も破格過ぎるな…！場所さえ分かればってことになるし…！そして見つけたなら…あとは引き上げるのみ…！

▷【人の話を聞けよオイ！僕はいい、この穴の中でくたばるのが望みなんだ。なんだってブライドの名前はお節介が遺伝するんだ！】
▷『あなたを助ける。それが望みだからです！』▷【はぁ？一体誰の…】
▷『私の先代、大妖精ブライド。並びに、あなたを知る人達の全員。そして何より、私自身の願いです！』▷【───】
▷何を馬鹿な、とも言うことなく、オベロンは押し黙る。それはあまりにも、理解に苦しむからだ。▷死にかけの状態を拾われて、ただただ野次を飛ばしていた俺を助けたい？
▷ただ水を差して、いてもいなかった俺を救いたい？▷ただそこにいるだけで、旅になんの意味も齎さなかった俺を、わざわざ？▷【……なんだよ、それ】
……あぁ、そうだッ！……この國で確かな意志を持って…あの子のためにもこういう行動したんだろ…！だったら、アンタも差し伸べることが出来る妖精だッ！…それで理由は十分だッ！

▷【いや、そんな浸ってる暇はない！ワープ無しでどうやってケルヌンノスを運び込むんだお前！】▷『決まってます！フルパワーで押し上げるんです！』
▷【頭トネリコなのかお前！いつからそんなになった！最初からか！最初からだな！だってお前、最強種だもんな！】
▷『そういう事です！アルビオン、そしてペンドラゴン！二天の竜は伊達ではありません──！！！』▷ケルヌンノスにがっちりと腕を食い込ませ、ブーストから魔力を全放出。165付近の肉体からは考えられないようなフルパワーで、地表へとケルヌンノスを押し上げる。▷『はぁあぁあぁあぁあぁあーーーーーッ！！！！』▷【おいおい、マジかよ…】
▷オベロンが呆然と呟く。その無理は道理を蹴り飛ばすように可能となっているのだ。▷ケルヌンノスが浮き上がる。それどころか、落下と加速の重力すらも振り切って、みるみるうちに加速していく。
竜種パワー×２＝不可能を可能にするフルパワー！たかが無理難題、フルアーマーブライドが走破するんでなぁー！！そのまま、いけぇぇぇ！！

▷【ルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ！？】▷ブランカ『チチー！！』
▷ロマニ『ケルヌンノス神が出てきたー！？』▷リッカ「ギルの言ってたドラゴンフェアリーだー！！」▷騎士王「これで奈落の虫への憂いは消えました」▷キャストリア「残るは、星の蝗…！！」
よし…！持ち上げ完了…！あとは……！星の蝗の処理…！火力上げて……星の蝗を撃破するッ！

▷…あぁ、本当にもう。ブライドの名前に振り回されてばっかだな、僕は。でも、悪くない。君の物語が続くなら…それはそれで、僕にとってはね。
……もう完全に焦げ焦げだな……それぐらい心に刻んでいるってことか……

──一方その頃、メッセージにて

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瞬間、暗雲が如き蟲群を吹き飛ばす虹の輝きを放つ二天宿せし竜の超速……赤き竜より託された鎧を纏ったブリテンの至宝たる白竜ブライド！……アルビオンとペンドラゴンが一つとなっているというエモさも格好良さも半端じゃねぇ……！


希望護るため焼き続けてきたペンドラゴンの炎は太陽にも負けぬ……本命でなくアシストにしてこの火力……！アバドンの眷属達は払った、こっちも後は本体を残すのみ！


ビーコンを介して座標は見つけた、後は飛ぶのみ……今度こそは命尽きずに到達するというアルビオンの願いは距離を飛び越える量子ワープへと……！自分への願いが誰かに手を伸ばす為に使うというのがいいなぁ……先代の意志の受け継ぎを感じるや。


縮んでもまだまだデカいなぁケルヌンノス様。白い使徒……このまま終わる予感はなし、恐らくΩが回収すると予想する……またぶつかり合うときはかならず来る。なれば次はその真意を知らなきゃね……もし偽神によって歪められているのならこの方もいつかは……


オベロンも回収！……いただけで何の意味齎さなかった？冗談言うなよ、ブライド様やトネリコが残したことの引き継ぎもこうして今のブライドが生まれたことだったりと色々やっていただろう？


助けたいと願う者たちがいる。何よりも自分がそうしたいから……というわけで楽園は素晴らしき宝を掴み損ないはしないのだから！
汎人類史を最も地獄というやつだっている、だったらそこでも逞しく生きている者の度量もそれ相応よ！


頭トネリコとかいう新ワード、要するに力づくの一点突破です！たかが数百メートルの神様と妖精王、ブライドが押し出してやる！そして更に上から伸ばし掴もうとする腕があるなら……届けぇ！


誰もが忌み嫌われる滅びさえも愛して手を差し伸ばし世話焼く……そんな心を持つこの世界で生まれたオベロンの王妃様(ティターニア)。
これからもその想いを……真に想うからこそ口にせずそれを想い続ける。これからも……ってね。


よっし！脱出及び救出完了！後はアバドンと……残った奈落の虫の始末、もう一頑張りと行きますか！


いつか辿り着く青空は近い……続きの生まれた物語にて二人はその空を飛ぶだろう……取り敢えずその為にも回復しないとね。(オベロンに仙豆を渡す)

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＞自らを中心にして、ペンドラゴンの有していた大火力、炎の厄災たるその力をブリテン全域に大放出する。それは、直撃した相手の骨すら蒸発する超絶の大業火。当然、それに晒された虫が無事であろうはずもない。
＞星の蝗の眷属は、空を覆い尽くしていた眷属を全て焼き払われる憂き目にあい、本体に当たる部分も焼き尽くされ身悶える。
＞同時にこの攻撃で、星の蝗への攻撃準備は整った。それにより、カルデア軍は本丸を攻めることが可能となったのだ。
──モース共を焼き払っていたあの力があるなら、眷属も当然焼き払えるか……しかもアルビオンの力が合わさっているからかかなり範囲が広いな

＞その機動性は人智の越えた超加速と超速度を実現していた。
＞ブライドの飛行速度は光速の一歩手前、物理法則にギリギリ従う程度の速さを有する。
──アキレウス、返上

＞遥か下方、穴における1200km付近にて、『何かに刺さった』かのような棒状の魔力を感じるブライド。
──よし、ビーコンの魔力を拾ったな

＞『空間跳躍、位相転移──起動！アルビオン・クォンタムワープ！』
＞かつて世界の裏側に辿り着けなかったアルビオンが、次があれば、次こそはと願い続けた飛行能力の昇華。己をあらゆる場所に運びうる、飛行を越えた疾走跳躍。
──アルビオンの願いを形にした結果がワープを手に入れるとは……

＞瞬間ブライドは槍を引き抜き、オベロンを回収し白き使徒を渾身の力で蹴り飛ばす。使徒は更に更に下の下へ。最早誰の目にも届きはしないだろう。
──しばらくは出てこなくていいからなー、……多分Ωの奴が回収するからまたどこかで会うのだろうが

＞『オベロン！貴方とケルヌンノス神を回収し、地表へと戻ります！』
＞【僕は良いよ。ここでこいつを抑えつけなきゃ、っておい！？】
＞【人の話を聞けよオイ！僕はいい、この穴の中でくたばるのが望みなんだ。なんだってブライドの名前はお節介が遺伝するんだ！】
＞『あなたを助ける。それが望みだからです！』
＞【はぁ？一体誰の…】
＞『私の先代、大妖精ブライド。並びに、あなたを知る人達の全員。そして何より、私自身の願いです！』　
──おいおいオベロン、竜について忘れていないか？竜は宝を集め、それを守る習性があるんだ。
落ちている宝を回収し、持ち帰るのは竜として当然の事だろう？

＞『そういう事です！アルビオン、そしてペンドラゴン！二天の竜は伊達ではありません──！！！』
──νガンダム方式だこれ！

＞『そちらのウーサーの鎧を纏う妖精、聞こえますか！？』
『救世主！？』
『ルート上に水鏡を設置します！そこをくぐり抜ければ、奈落をショートカット出来る筈です！』
──トネリコ達もビーコンを探知したか……！これなら

＞本当に、世間知らずな。困りに困った王妃様ティターニアだよ。君はさ。
──やはり彼女は特別か……ふと思ったのだが、オベロンの第二の人生はブランカを交えたトライアングラー（増えないとは言ってない）なギャルゲ主人公みたいになるのでは？

＞騎士王「これで奈落の虫への憂いは消えました」
＞キャストリア「残るは、星の蝗…！！」
──オベロンは救出したし、あとは残った奈落の虫を消し飛ばし、星の蝗の本体を倒すだけかな

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いや、凄いな！一瞬であの対軍を焼却しましたよ！（巻き込まれた）

そしてケルヌンノスも何とか引き上げる事に成功！


そしてオベロンも、、、まぁこの後オベロンがどうなるか知らんが。

さぁ、あとはアバドンの本体だけ！

前回の感想返信
『倒せさえすれば、もう理想郷は眼の前だ！！』
みんな、殺虫剤は持ったな！行くぞ！

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＞【■■■■■■■■ーーーーー！！！？？？？】
＞星の蝗の眷属は、空を覆い尽くしていた眷属を全て焼き払われる憂き目にあい、本体に当たる部分も焼き尽くされ身悶える。ソレは太陽表面に巻き起こる大熱波が如くの規模であり、たった一撃でブライドに対する攻撃の意志を圧し折られる事となる。
＞同時にこの攻撃で、星の蝗への攻撃準備は整った。それにより、カルデア軍は本丸を攻めることが可能となったのだ。

あーあ。ギミック解除されちゃった。まさかこのまま終わるわけじゃないよなアバドン？このままだと噛ませ犬ならぬ噛ませ虫だぞ？


＞遥か下方、穴における1200km付近にて、『何かに刺さった』かのような棒状の魔力を感じるブライド。その遥か下にあるものは、一つしかあり得ない。

チルノの錫杖がポインターになったおかげで見つけれた！


＞『あなたを助ける。それが望みだからです！』
＞【はぁ？一体誰の…】
＞『私の先代、大妖精ブライド。並びに、あなたを知る人達の全員。そして何より、私自身の願いです！』
＞【───】

そういうことだオベロン。落ち続けると言うお前の望みは諦めてもらうぜ！


＞瞬間ブライドは槍を引き抜き、オベロンを回収し白き使徒を渾身の力で蹴り飛ばす。使徒は更に更に下の下へ。最早誰の目にも届きはしないだろう。

Ωの使途、これにて復帰不能（リタイア）か？


＞騎士王「これで奈落の虫への憂いは消えました」
＞キャストリア「残るは、星の蝗…！！」

いよいよ出番ですよお二人とも！星の蝗に輝きの一撃を！


＞「素晴らしい側近だったわ。…私に陶酔していなかったところが、特に」

だからこそ、許せなかったんですよね。彼女を殺した妖精を

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