人理を照らす、開闢の星
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更新お疲れさまです
▷モルガン「本気で嫌ならば、ブライドもラウンドナイツも抵抗するでしょう。つまりあれは親公認の扱いとなります」
▷マヴ「という事なの。少し彼女、身柄を渡していただきたいわ!」▷オベロン「あぁ、そういえばあの國にいた際は敵対してたっけ。よくもまぁ生まれ変わっちゃってさ」
▷ブライド『解ったわ。私達のアルビオンをよろしくね』▷アルビオン『よろしくおねがいです』▷マヴ「あ、あっさり?いいの?」
▷ブライド『あなたは悪い方ではないわ。責任感に自立心…罪なき妖精なのだもの』▷オベロン「ライバルくらいいないと、女王生活もつまらないだろうしね。乱暴な扱いはやめておくれよ?」
(25行省略されています)
……うーん、凄く平穏な感じがするなぁ……こういう感じでもモルガンさんの事を心配しているのが分かるのが…ねぇ?
▷(なんかこう、カカオをローストペースト代用樹脂5%ギリギリにしたのがチョコレートというものになるらしいですよ女王モルガン。ざっくりこんな感じの規格を護ればいいみたいです)▷「成る程…じゃんぬ店長に詳しく聞けば盤石でしょうが、ここは未来の特産品事業を踏まえ、キャメロット・オークニーならではのチョコを作りましょう」
▷料理の失敗する絶対的要因、それは基本もおぼつかないくせにアレンジや特色を求めることである。マニュアルやノウハウは遊びや戯れでは残されない。確かに実績として後世に遺されているのだ。
▷…後の悲劇を思えば、ここは素直にリッカを随伴に付けておくべきだったのだろう。素人のアレンジは、地獄への片道切符に他ならないのだ。
…………すごく、すごく、凄く嫌な予感しかしないですが……万が一の用意をしとかないと駄目なやつだよね……?これ…?
▷「…私と行く道は違えども、譲れぬ夢に邁進したお前が外敵をどうするかなど理解も、想像もできる。…本来なら、不倶戴天の宿敵として無差別攻撃もあり得ただろうに」▷(…そうですね。思えばブライドと別れた後の私のしたことは、未来に繋ぐために多くの妖精の屍を積み上げる事でした。マヴ達、北の罪無き妖精達さえも)
▷あの頃のトネリコが護るべきものは、ビリィとホープ、バーヴァンシーのみだった。トトロットとライネック、エクターは同志にして仲間ではあったが、轡を並べる戦士であり、いつ倒れるかも解らぬが故に、その心を愛しても命を重視していなかった。
▷マヴ達は北の妖精であり、生きていては新たなる理想郷の敵対国家として脅威にあると見ていた。故にトネリコは当たり前の排除対象としてマヴの国を陥落させにかかった。その性質上、マヴの臣民を死体に変えればぐっと計画の成就に近付いた。やらないという発想すら浮かばなかったとトネリコは言う。
▷(…ですが、マヴ達のような妖精達。ブライドのような妖精も、私が始末した中にはいたのかもしれません)▷あまりにも多くの妖精を殺しすぎた。あまりにも多くの敵を殺めすぎた。いつしかそれは、善良であろうと悪辣であろうと関係のないものとなった。▷いや、元々関係はないのだ。救うべきは三人だけ。それ以外は自分も含め、礎でしかない。己の人生も、使命も、全て未来の国と民に捧げた。
……そっか、やるべきことのために全てを…だもんな……ブライドさんと別れた後なら…そりゃ、あーなるのも……無理はないもんなぁ……
▷「…えぇ。敵対し戦争になるよりは、このように個人間のライバルという関係に終始する。それが一番健全でしょう」▷(となるとこれは…和睦の儀式という事になるのでしょうか)
▷「ふふ…それならば一層気合を入れてマヴに突きつけてやらねばなりませんね。理想を叶え、国を手にしたトネリコ…そしてモルガンの力を」
▷モルガンとトネリコは笑い、チョコレートの基本をマスターするべく作業を進める。▷モルガンの冬はとうに終わった。アヴァロンに至り、カルデアに辿り着き、念願の国を手に入れた。▷ならばこれは、トネリコの贖罪であり、新たなる始まりであり、利用するか排除するかでしか無かった、かつての春の乙女のもしもの可能性。
▷國の運営としてみれば全くの無駄、贅沢でしか無いチョコレート作り。
▷だが…未来のために、夢の為に、何よりも誰かのためにしか生きてこなかったトネリコにとって。その作業は…かつて胸を支え続けた、春の記憶の暖かさと同じであったのかも知れない。
でも、今なら……きっと、違う可能性であり、今ある可能性……春を迎えたならきっと築ける…新しい関係性を!まず、こういう方法で寄り合うことから…!スタートラインは立ったばかりって感じかもね!
▷モルガン『我が妻、聞こえますか?』▷リッカ「あ、陛下!どう?マスターした?」
▷モルガン『チョコの厄災が生まれました。共に排除をお願いします』▷リッカ「…………………はい?」▷モルガン『………すみません、我が妻』
▷元・魔猪の氏族は、生まれてはならないものを生み出してしまったのであった…。
…………うん、嫌な予感はしてたけど…してたけどさぁー!?誕生してしまったよチョコのヤッベーイ厄災がー!?…えーい、本番でやらかさなかっただけ、まだ良かったといこう!……まずはそのチョコを溶かし切るところだッ!!
…春の心。確かな想いは寄り合うためのスタートライン!……ただし、前途多難ではある。
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:55
感想ありがとうございます!
モルガンと一家の理解度が…理解度が高い…!
やっと自分に、やっと自分の為の楽しみに出来たと
イイハナシダッタノニナー…イイハナシダッタノニナー!
知識/Zeroは悲劇の元(更新お疲れ様です)
>モルガン「本気で嫌ならば、ブライドもラウンドナイツも抵抗するでしょう。つまりあれは親公認の扱いとなります」
>マヴ「という事なの。少し彼女、身柄を渡していただきたいわ!」
>ブライド『解ったわ。私達のアルビオンをよろしくね』
(32行省略されています)
>アルビオン『よろしくおねがいです』
>マヴ「あ、あっさり?いいの?」
>ブライド『あなたは悪い方ではないわ。責任感に自立心…罪なき妖精なのだもの』
>オベロン「ライバルくらいいないと、女王生活もつまらないだろうしね。乱暴な扱いはやめておくれよ?」
──なるほど、アルビオンの様子はそういう……これ、猪突猛進快進撃しか出来ないモルガン(トネリコ)に挑んだ勝負の内容が料理だと知っていたら全力で止めようとしたのだろうか……?
>(で、受けたのはいいんですが。根本的な疑問を告げてよろしいでしょうか、モルガン)
>「……認めましょう。大体考えることは解ります。」
>(チョコレートとはなんですか?)
>あまりにも長き冬の時代、生きる未来の礎となっていたトネリコに、嗜好品など縁がないのは至極当然であった。
……デスヨネー……仕方ないとはいえ、基本以前の問題というか、そもそも調理技術が出来るかではなく、知っているかのレベルというか……
>アヴァロンにてCCAがおやつとして食べているのは知っています。
……なん、だと……?まさかあのCCAには調理技術、いや女子力があるだと……?
>料理の失敗する絶対的要因、それは基本もおぼつかないくせにアレンジや特色を求めることである。マニュアルやノウハウは遊びや戯れでは残されない。確かに実績として後世に遺されているのだ。
>…後の悲劇を思えば、ここは素直にリッカを随伴に付けておくべきだったのだろう。素人のアレンジは、地獄への片道切符に他ならないのだ。
……エミヤ、紅閻魔、それから用意していた料理教室を開催するあの女神(ほぼネタサーヴァント)がいたなら……
>「キャメロット・オークニーの森林には、人理がまるで知らない植物が数多くあります。資料を確認したところ、フェアリアン・カカオマースという植物モンスターがいるようです。この植物を原料にしましょう。名前も似ていますし」
──特産品を作る為という目的もあるとはいえ、いきなり未知の素材を使おうとするとは……
>(では早速原材料から手掛けて、然る後に素晴らしいチョコレートを作ってみましょう。基本を知らなくてはまともなものは作れませんからね!)
>「えぇ、少なくとも最低限の基礎知識はマスターしなくては」
……順番が違うんだ二人共、こういう場合は基礎知識を身に付けて実践するものなんだ……
>マヴ達は北の妖精であり、生きていては新たなる理想郷の敵対国家として脅威にあると見ていた。故にトネリコは当たり前の排除対象としてマヴの国を陥落させにかかった。
──計画の都合上、必ず排除しなければならない相手だったか
>リッカ「まずは皆で作る前に基本をマスターしたいだなんて、陛下は真面目だなぁ」
>モルガン『チョコの厄災が生まれました。共に排除をお願いします』
>元・魔猪の氏族は、生まれてはならないものを生み出してしまったのであった…。
──うん、まさか基本の〝き〟すら出来ていないとは予想外だったろうからな……
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:58
ごらんの有様だよ!!!(感想ありがとうございます!)
オベロン「は?は?」となっていたのは間違いなく見える…見える…!!
嗜好?なんですかそれは?最短の生き様すぎてチョコすら知らねぇ…
オリチャー発動!未知の素材を使ってチョコレートを作ります!
メ ガ ト ン モ ル ガ ン
笑えるような失敗も、今なら。(更新お疲れ様です!理想を夢見れない世界なんて地獄だろ?ポケモンよろしく、弱点を突いて弱らせたり、相手の同意を得てからでないとケミーもカードから飛び出しちゃうのかな……側にいたいんだな、君も。)
双方同意の元に送り出される人質は何と言うのでしょうか。知り合いのお姉さん同伴のお出かけ?何だもう気持ちのいい人しか居ないなここ。
メシマズの原因の12割は教科書を読まない事。どれだけ味音痴だろうが、レシピ通りの分量と工程をなぞる事が出来れば極論味見なんてしなくても美味しい料理は出来るのです。どんなお手本にも、米洗う時には洗剤を用意しろなんて書いていないのですから。
(9行省略されています)
それはそれとして、動くカカオモンスターから作れるチョコがどんなものに仕上がるのかは普通に気になるな……じゃんぬに持っていくか?通常メニューに載せるにはちょっと供給が追いつかなさそうですが。
事あるごとに張り合って、ぶつかって、結局笑い合って街を練り歩いたりして。使命から解き放たれたキャストリアとノクナレアがそう出来たように、先代達にもそういう可能性はきっとある。
余分も楽しめる事。民が笑顔になれる国の秘訣は、トップが誰より幸せに笑える事ですからね!
一撃一撃が確定即死。油断すると普通に負ける厄災の名に相応しい怪物。リッカに生まれてはならなかった命をぶつけるのが地味に重てえ……
まあ、これを笑えるような失敗に収めるのは仲間であるこちらの仕事だ。確定即死も熱で溶かすのも得意分野よ!きっちり祓ってしんぜよう…!
次回も楽しみに待ってます!
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 11:04
失敗は、許されるのだ。(感想ありがとうございます!心は…繋がった心は誤魔化せないんだ!だから!求めあってるんだ!)
まず親御さんにこれこれこうだから少し身柄を渡していただきたいわ!するのはただの同伴遊びなんよ。借りてきた猫ならぬ借りてきた竜なんよこれぇ!
ドラゴンスカイラウンドナイツで征伐してる辺り最高級ではあるんでしょう!やっぱ未知ですよ未知!ああ待って!ぶっつけはいかん!!
もういいんだ。もう…自分の為に生きていいんだ。これからは…
リッカ「以前なら私は曇った。だけど今の私は…澄み渡る天の如くだよ!」
チョコの厄災……
嫌な予感がするなぁ……
チョコの偽物……う、頭が……
メッセージ送ります
返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:41
感想ありがとうございます!
うっ…うっ!チョコの、チョコの厄災…!
マスターに寄り添っているとはいえ、
キャスタージルと同じ少女誘拐の片棒を担ぐとは・・・
悲しいぞ聖女ジャンヌ。
改めて、更新お疲れ様です
(39行省略されています)
>マヴ「という事なの。少し彼女、身柄を渡していただきたいわ!」
オベロン「あぁ、そういえばあの國にいた際は敵対してたっけ。
よくもまぁ生まれ変わっちゃってさ」
ブライド『解ったわ。私達のアルビオンをよろしくね』
アルビオン『よろしくおねがいです』
きちんと親御さんに報告してるマヴも
あっさり受け入れてるティターニア親子もまぁ
らしいというかなんというか(^_^;)
>料理の失敗する絶対的要因、
それは基本もおぼつかないくせにアレンジや特色を求めることである。
マニュアルやノウハウは遊びや戯れでは残されない。
確かに実績として後世に遺されているのだ。
…後の悲劇を思えば、ここは素直に
リッカを随伴に付けておくべきだったのだろう。
素人のアレンジは、地獄への片道切符に他ならないのだ。
メシマズの最たる理由。そしてそれをやるのが
モルガンとトネリコだからメシマズだけで終わるわけが・・・ん?
チョコレート・・・・うんもの凄く嫌な予感がする。
>モルガン『チョコの厄災が生まれました。共に排除をお願いします』
リッカ「…………………はい?」
モルガン『………すみません、我が妻』
元・魔猪の氏族は、生まれてはならないものを
生み出してしまったのであった…。
はぁ~・・・・やっぱやらかしたかぁ・・・・
元じゃなくて現役魔猪の氏族じゃないですかモルガンとトネリコ・・・・
いいですか。不慣れなことに手助けを借りるのは
女王であっても恥では無いんですよ。
(もの凄く呆れを込めたため息をついて青嵐の準備)
さすが現役魔猪の氏族・モルガンとトネリコ。
ひとりで暴走して失敗チョコどころか
災厄を生み出してしまうのだった。
料理は先人達が積み上げ、繋げてきた偉大な文化。
それをひとりで暴走して災厄を生み出すとは・・・
ビリィ。ホープ。そして料理の先達エミヤ。
後でモルガンとトネリコにお説教お願いね(ーー;)
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:40
それくらいマスターがあまりにもお労しいのだ…
感想ありがとうございます!
マヴの事を見て、悪いやつとは思わないという納得の評価。セヤナー
リッカ「私達は鎮静に向かいます!!」
更新お疲れさまです
モルガンはトネリコと一緒にチョコレートを作るための情報を集めているようだ。
チョコレートを作る原材料を魔術で加工していく中でトネリコはかつての旅の中でマヴの国にいた罪無き妖精達を計画に利用したこと、マヴに結婚の話をした時、マヴが一番喜んでいたことを話し、1つでも何かが違えば今回のような戦いが出来ていたかもしれないことをモルガンに伝えたようだ。
次回の更新も楽しみにしています
ps メッセージを送りました
返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:37
感想ありがとうございます!
チョコの厄災…チョコの厄災!?
ありがとうございます!頑張ります!
ゴージャス!(投稿お疲れ様です!)
モルガン&トネリコのチョコづくり!
(42行省略されています)
>ブライド『解ったわ。私達のアルビオンをよろしくね』
>アルビオン『よろしくおねがいです』
なるほど。そう言う事でしたか
今頃マヴの城でチョコ尽くし味わってるのかなブライド・AP
>そうしてトネリコらが集めた情報、それはカカオを原料としたお菓子であるというザックリとした情報共有。止せばいいものをまずは一人で基本を知るなどといった手段に踏み切った事で知識の窓口が非常に狭い。
>料理の失敗する絶対的要因、それは基本もおぼつかないくせにアレンジや特色を求めることである。マニュアルやノウハウは遊びや戯れでは残されない。確かに実績として後世に遺されているのだ。
>…後の悲劇を思えば、ここは素直にリッカを随伴に付けておくべきだったのだろう。素人のアレンジは、地獄への片道切符に他ならないのだ。
おーっとこれは嫌な予感が…
解説の紅閻魔さんこれはどうなんでしょうか?(解説役で呼んだ紅閻魔に)
>(となるとこれは…和睦の儀式という事になるのでしょうか)
確かに誰も死なない平和な勝負になりますし、よろしいかと!
>モルガン『チョコの厄災が生まれました。共に排除をお願いします』
あぁ、生まれてしまったか。あの厄災が…!
陛下、今すぐ妖精たちに避難指示を!その厄災は妖精をチョコに…!!
>元・魔猪の氏族は、生まれてはならないものを生み出してしまったのであった…。
いや、これで元は返上されて魔猪の氏族なの確定になるのでは…?
そう言えば最近オーロラさん見ないけど今何しているんでしょうか?
-追記-
>紅閻魔「御口が迂闊なのでちね…大変でち…」
長い間、野生で生きていたので仕方ないかと。野生は弱肉強食の世界ですから…
あ、リッカちゃん!今日の放送でノっさんとキャンデリラの結婚発表されたよ!
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:36
ゴージャス!(感想ありがとうございます!)
ブライド『美味しいです。美味しいです(もぐもぐ)』
紅閻魔「何故基本を自分だけでやろうとするのでち…?師匠は不可欠、大切なんでちよ…」
オーロラ「勉強よ。協調性と倫理性の」
リッカ「おめでとうございますー!!美しい異種間恋愛!!」
チョコレートゴージャス(更新お疲れ様です)
遂にチョコレート作りを始めるわけだが…大丈夫だろうか(;'∀')
そしてアレンジはアカン。基本をマスターしてからじゃないとなんかよくわからないモノが生まれる。
インスタントラーメンの袋麺でさえ変なアレンジをするとと不味くなりますから。
サッポロ一番塩味にバター一欠けとレモンをかけると美味。
(14行省略されています)
そして生まれてしまった…生まれてわいけないチョコレートディザスターが(;'∀')
一方そのころメッセージにて
紫殿、何やら座にて幻想郷出身者の反応が…
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:30
感想ありがとうございます!
チョコの厄災とはなんです?チョコの厄災ということです。
?????
紫「………まさか……」
更新お疲れ様です!
≫「という事なの。少し彼女、身柄を渡していただきたいわ!」
≫「あぁ、そういえばあの國にいた際は敵対してたっけ。よくもまぁ生まれ変わっちゃってさ」
≫『解ったわ。私達のアルビオンをよろしくね』
(25行省略されています)
≫『よろしくおねがいです』
あらら、親公認でのあの状態だったのね…。まあ、そうでなければ、いくらなんでもアルビオンである彼女が簡単に捕まるわけないか…。
≫料理の失敗する絶対的要因、それは基本もおぼつかないくせにアレンジや特色を求めることである。マニュアルやノウハウは遊びや戯れでは残されない。確かに実績として後世に遺されているのだ。
≫…後の悲劇を思えば、ここは素直にリッカを随伴に付けておくべきだったのだろう。素人のアレンジは、地獄への片道切符に他ならないのだ。
何かさっそくやばいフラグが立っているのは気のせいか…?いや、気のせいじゃないよなこれ!?
≫苛烈そのものであり、冷酷無比にして悪逆無道の所業を顔色一つ変えずに行った。集落一つを呪殺や焼き落としなど日常茶飯事であったし、扇動に暗殺、侵略や毒殺。自身に向けられた悪意を、何倍にも増幅しやり返した。
≫あまりにも多くの妖精を殺しすぎた。あまりにも多くの敵を殺めすぎた。いつしかそれは、善良であろうと悪辣であろうと関係のないものとなった。
≫いや、元々関係はないのだ。救うべきは三人だけ。それ以外は自分も含め、礎でしかない。己の人生も、使命も、全て未来の国と民に捧げた。
トネリコさんの生涯は壮絶そのものでしたからね…。そりゃあ、あそこまで苛烈になろうというものよ。…苛烈なまでに真っ直ぐ過ぎた結果が、妖精獄からキャメロット・オークニーまでのあれこれ…なのかな?
≫國の運営としてみれば全くの無駄、贅沢でしか無いチョコレート作り。
≫だが…未来のために、夢の為に、何よりも誰かのためにしか生きてこなかったトネリコにとって。
≫その作業は…かつて胸を支え続けた、春の記憶の暖かさと同じであったのかも知れない。
≫……ここまでならば、心暖まる話で終わったのだが。
≫『チョコの厄災が生まれました。共に排除をお願いします』
≫元・魔猪の氏族は、生まれてはならないものを生み出してしまったのであった…。
チョコの…厄、災……?……え、なに……?どういうこと…?
次回も楽しみに待ってます!
──こちらの活動はメッセージにて…。
・余談
前回分のとあるメッセージを再送しておりますので、もしよろしければ、何かしらご反応の方いただけますと幸いです…。
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返信:札切 龍哦 2023年10月16日(月) 10:28
感想ありがとうございます!
オベロンとブライドを本気で敵に回したらどうなるかなんて自明の理なので…
アシストを付けてください!アシストを!!
『チョコの厄災は、チョコの厄災ということです(???)』
ありがとうございます!頑張ります!
更新お疲れ様です!アナタ先生からのシロコさんの過去は辛過ぎるな…。アナタ先生は重体で周りの仲間いなくなり頼れる方達もいなく心身ともに疲労が多大になっていく様子が辛過ぎる そんな状態で人生を無価値と話しシロコさんを死人にさせるだけでなく福音と称するのが怒りと悔しさ出てくるな アダム様!違う世界の方の生徒とは言え幸せを強く願ってしまう瞬間でした
次も楽しみに待ってます!