悪趣味なんてレベルじゃない尊厳破壊は数多の世界の生きとし生けるもの達……そしてこの二人の天使にまでやってのけるか……！
天使たちにすら自我を許さない器は本当に小さく……吐き気のするもの、生み出された彼らとてオンリーワン、それをこうも粗悪な量産に貶す……



願いを込めて託した慈悲の心を奪い取られた無情なる裁き……単純な機械思考にされてんのが本当に……最後に求める真なる人類がいればいいみたいな思考だろうな。辛くも倒しそれを阻止するパパポポさん……この二方もこれ以上貶めるわけにはいきませんからね……それでも辛いものは辛い……


他神話を侵略して奪い取っている技術というのが腹立たしくも凄まじい力を内包しているというのが分かる……
更に神に近き大天使のメタトロンにサンダルフォンを創り上げてくるとは……マルドゥーク神への警戒として練り上げた辺り強敵となるな……！


放たれる回避叶わぬ圧倒的神罰の執行……なんとか無事ではあるけれど大丈夫かパパポポさん……！
その傍に立つ者は……この者は一体……！？

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≫パパポポの前に立ち塞がりし、機械の身体と成り果てた二体の天使。神の下僕アブディエル。神の腕ゼルエル。どれも、主の命を遵守する天使であり、別世界においてはパパポポの善き補佐としての命を受けるもの達だ。彼等には自由を許し、尊厳を許し、意志を許し、人々を自らに代わり見守る使命を有した。
≫しかし眼前のそれらは、冷たき鉄の肉体に身をやつし、その在り方を真なる奴隷へと貶められている。天使の中核にして鋳型は羽であるが、それゆえに羽のフレームたる体の部分の形の仔細は問わない。一つ一つ神が手掛けたワンオフ品を、無理矢理量産ラインに載せた粗製品。それが、この人類史における天使の末路。ルシファーに靡かず使命を果たした者達の成れの果てである。
機械化天使、ってわけね…。意思なき手足で充分ってわけか…趣味の悪い…！

≫なんとアブディエルとゼルエルは、躊躇いなく広範囲の攻撃の執行を選択したのだ。パパポポがかわせば、地上に広がる偽神の犠牲者達が消し飛んでしまう。
人間たちは替えが効く消耗品ってわけかよ！？まあそりゃ、個性奪ってるんだし奴さんにとってはそうなんだろうけど…！

≫聖霊、ひいてはサーヴァントに身をやつせどそれは紛れもなく大いなる父たる神の威光。ダウンサイジングされようと、その輝きを阻める者はそうありはしない。人を護るため、自らの手足たる天使を排斥したパパポポ。
戦闘能力は相応に保有しておられたか…。これは、援護は離脱補助だけで大丈夫かな…。

≫『これは、北欧のワルキューレ製造技法…そこにギリシャの機神技術を掛け合わせている…』
他神話の技法を取り込んでいるのか…。ま、世界をいくつも呑み込んだんだから当然の芸当ではあるが…。

≫見ると、遥か彼方より二つの人が起き上がる。　遥か彼方でありながら、その姿を視認できると言うことはまさしくそれが途轍もなく大きく、巨大な存在であること。
≫内燃された魂は、そちらの大いなる巨大な人に吸い込まれていく。街一つに当たる巨大な区画の魂が、その二人に吸収されていくことを見て取る。そして、その巨大なる存在すらもパパポポには思い当たる節があった。
≫『メタトロン…サンダルフォン…！独自に創り上げたと言うのか…！』
人造天使…！？

≫『メタトロン…サンダルフォン…かの存在、英雄機神の対策として手掛けたか…』
マルドゥーク神、既に警戒されていたか…！

≫遥か彼方より、メタトロンとサンダルフォンから光が放たれる。それはあらゆる全てを浄化する、滅殺の裁き。
≫『排斥を　完了』
チィッ！？抵抗の時間はない、ここはひとまず逃げるしか…！パパポポさんの回収は…できるか否か…！首の皮繋がっていてくださいよ…！(緊急脱出)

≫『引き続き　世界規模の　探索を　続行』
やはり探させているのか…。

次回も楽しみに待ってます！

──こちらの活動はメッセージにて…。

≫パパポポ『いかん！今来ては──！』
…一度強制離脱したせいかパパポポさんのとっさの計らいか、パパポポさんとはぐれてしまった。「バックアップ」を持っているとはいえ、無事だと良いが…。…仲間達を死なせるわけにはいかないのだから…！(パパポポの飛ばされた空間に移動する)
…我が魔王、こちらアナザーガタック分身体、状況報告です。現状、緊急避難後につき、負傷は無し。味方の死亡反応は確認されておりませんので、存命であると考え、これより合流を優先します。

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──奴が求める理想の存在……彼らか……奴には過ぎたものだな、まさしく豚に真珠を投げるなという言葉が相応しい（ちなみに聖書に書かれた言葉だったりする）

＞我が大いなる愛は、果ての果てまで満ちるであろう──。
──（めちゃくちゃ嫌そうな顔）

＞しかし眼前のそれらは、冷たき鉄の肉体に身をやつし、その在り方を真なる奴隷へと貶められている。天使の中核にして鋳型は羽であるが、それゆえに羽のフレームたる体の部分の形の仔細は問わない。一つ一つ神が手掛けたワンオフ品を、無理矢理量産ラインに載せた粗製品。
──Ωは何を考えているのやら……わざわざ天使を弱体化させるとは……いやこちらとしてはありがたい事ではあるのだが……

＞（かの人々は何の反応も示さない。やはり自意識など介在を許さぬか…むっ…！？）
──自由意志を剥奪し、自身を賛美させる以外の事を一切何も出来なくする……奴隷の方がまだましな扱いをされているぞ……

＞なんとアブディエルとゼルエルは、躊躇いなく広範囲の攻撃の執行を選択したのだ。パパポポがかわせば、地上に広がる偽神の犠牲者達が消し飛んでしまう。
──わざとなのか、彼らをどうでもいいと思っているのか……両方か

＞かわすことが出来ない、それよりも深く父を哀しませたのは正真正銘の天使の心の喪失。人を導き、神に代わる慈悲を有せよと願った筈の天使達。それが、人間を蔑ろにする事をなんら痛打に思っていない。
……いや、もしかしたらΩの悪趣味か……？もしもパパポポの考えていた通りの天使なら、彼らはΩに逆らう筈……いや、逆らったからこそ自由意志を剥奪され、粗悪な身体に押し込まれている……？

＞聖霊、ひいてはサーヴァントに身をやつせどそれは紛れもなく大いなる父たる神の威光。ダウンサイジングされようと、その輝きを阻める者はそうありはしない。
──世界トップクラスの知名度を持つ神霊にして創造神の一柱、弱い筈がないんだよな

＞しかし、パパポポは破壊の刹那天使の中核たる翅を確かに回収していた。翅は天使達の個性や魂に直結する機関。ここだけは、天使という鋳型を使用する際には弄ることのできない部分だ。
──なるほど、となればこれからの楽園の活動には敵として現れた天使の打倒及び翅の回収（天使の解放）も追加しなければな

＞エノク書において、神そのものすら呼ばれている大天使メタトロン。そしてその弟サンダルフォン。人が足から顔に至るまで500年はかかるであろうと言われるほどの巨体を持つ大天使。
＞この歴史において、最大なる天使はルシファー、ミカエル、後に続きウリエル、ラファエル、ガブリエルであり、かの大天使は鋳造された形跡はない（ルシファーの製造が、類を見ないほどであったためでもある）。
──つまり、あの二体に関しては絶対に味方にならない訳か

＞『メタトロン…サンダルフォン…かの存在、英雄機神の対策として手掛けたか…』
──なるほど、並大抵の存在ではマルドゥークには勝てない。それくらいは分かるのだろうが、図体をでかくすれば対抗できると考えるとは……浅はかだなΩ

＞生半可な規模の離脱など許さぬ神罰の代行とも言うべき二人の人造大天使による攻撃を受け止めることも、回避する事も叶わず──。
＞遥か彼方への時空と吹き飛ばされし、聖霊に宿りし大いなる主。
──あの攻撃を受けて生き残るあたり流石……

＞その傍らに、まるで躯のごとき存在が静かに父を見下ろすのだった…
──パパポポに関連する躯……まさか……！

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▷『大いなる　主の　御心の　ままに』▷『何を…正気か…！？』
▷なんとアブディエルとゼルエルは、躊躇いなく広範囲の攻撃の執行を選択したのだ。パパポポがかわせば、地上に広がる偽神の犠牲者達が消し飛んでしまう。かわすことが出来ない、それよりも深く父を哀しませたのは正真正銘の天使の心の喪失。人を導き、神に代わる慈悲を有せよと願った筈の天使達。それが、人間を蔑ろにする事をなんら痛打に思っていない。
ええい、なんてこったい…！…まあ、思考回路は単純な機械だな……一応単純思考なら何とでも……でも、元は心がある存在だとなぁ…！

▷『これは、北欧のワルキューレ製造技法…そこにギリシャの機神技術を掛け合わせている…』▷しかし、パパポポは破壊の刹那天使の中核たる翅を確かに回収していた。翅は天使達の個性や魂に直結する機関。ここだけは、天使という鋳型を使用する際には弄ることのできない部分だ。
▷しかし、それ故に生体兵器として改造を施された天使達の痛ましさを痛感する。他神話体系の技術を使用し、侵略や使役に最適となるように改造されし人造兵器。それは人道を解さぬ非道そのものであり、とても容認できるような技術ではない。
……違法コピー…技術盗用ってことか…？……つまり、天使に対しては他の神話の技術を使わないとこうすることは出来ないのか…？…ま、どっちみち、他神話の技術を確実で未許可で使ってるってことは……つまりは神話技術盗用野郎ってことだな！…それにやってることは許されない一言も付け加えてやるぜ！

▷内燃された魂は、そちらの大いなる巨大な人に吸い込まれていく。街一つに当たる巨大な区画の魂が、その二人に吸収されていくことを見て取る。そして、その巨大なる存在すらもパパポポには思い当たる節があった。
▷『メタトロン…サンダルフォン…！独自に創り上げたと言うのか…！』▷エノク書において、神そのものすら呼ばれている大天使メタトロン。そしてその弟サンダルフォン。人が足から顔に至るまで500年はかかるであろうと言われるほどの巨体を持つ大天使。
▷この歴史において、最大なる天使はルシファー、ミカエル、後に続きウリエル、ラファエル、ガブリエルであり、かの大天使は鋳造された形跡はない（ルシファーの製造が、類を見ないほどであったためでもある）。
▷それが今、ギリシャと北欧の技術を使用として製造された。いや、されてしまったと言うべき方が正しい。洗脳し転用したものと違う、完璧な兵器としての新生。そういった末路を、かの者等は辿ったのだ。
▷『メタトロン…サンダルフォン…かの存在、英雄機神の対策として手掛けたか…』▷パパポポはそれを、楽園カルデアへの備えとして受け取った。天へと届く可能性の存在を嫉み、或いは疎んじ排斥する。そういったある意味での矮小さがそのまま大いなる天使を魂を引き換えに動かすという恐ろしい決断へ踏み切らせたのであろう。ヤルダバオト、あるいはデミウルゴス。嫉む者たる側面より、世界の犠牲と引き換えにあれらは生み出されたのだ。
……馬鹿なッ！？…大天使を…兵器として…なのか！？…魂を使うのは普通コストが劣悪と言って良いんだけど………！ただ、名を借りただけのただの別の存在と考えた方がいいな…！そしてこれらが対策ってのもあるか……何かあると言って良いかもなこれ……

▷パパポポ『………………………』▷遥か彼方への時空と吹き飛ばされし、聖霊に宿りし大いなる主。
▷【 …………………】▷その傍らに、まるで躯のごとき存在が静かに父を見下ろすのだった…
……誰だ…？……って、彼方の時空……？……もしかして今の攻撃に時空テレポート機能持ちなのか…？……だとしたら厄介すぎるのでは…！？

──一方その頃、メッセージにて

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他神話の技術を取り込んでそれを成すっていうのがより最悪。融和とかじゃなくて、自分の都合のいいように使い潰す侵略なのが言わずとも強調されてもう…滅びろ……

ーーーーあ゛？こんな、大勢の無辜の祈りを食い潰す兵器がマルドゥークに比肩すると？お前そう言ったのか。真化人類の願いを受け、エアの祈りに応えて世界を拓きに来てくれたあの兄貴を、お前何もわかってないんだな。
…ああ、マクスウェルの気持ちがよく分かる。……こんなものが、人類の夢であってたまるか…！

遥か彼方、叶わなかった出会いがようやく叶う。貴方は今何を思う。…この小さく輝かしい父を癒す事を、貴方は許してくれるかな？

次回も楽しみに待ってます！

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まぁ人間にこんなことしてる時点でお前自身が
お前の矮小さと臆病さを証明しているけどな。

>せめて、中核となった翅だけは取り返さなくてはならないと…
父はあえて天使をその手にかけたのだ。
『仇は討つ。今は…眠るのだ』
パパポポさん・・・あぁ本当に赦すことはできない。
ここにいないだけでもよく分かる。
いずれ必ず潰すぞ臆病者Ω！！

>逃げねば。そう本能的に判断したパパポポであったが
単純に範囲と威力が広く、あまりにも強すぎた。
生半可な規模の離脱など許さぬ神罰の代行とも言うべき
二人の人造大天使による攻撃を受け止めることも、回避する事も叶わず──。
大轟音、目を潰さんばかりの閃光をもたらし。
──パパポポのいた空間諸共、万物は光の中へと呑まれていった。
・・・人類の魂を消耗し、ここまで天使を貶めるか。
ビーストΩ。神の如き力を持ちながら半比例する卑しい品格しか持たない害獣。
よくもここまで・・・
(歯を食いしばりながらパパポポを追いかけてベホマとケアルガをかけ続ける)

その力の威容はまさに神。
されど所業はまさに害獣。否、それ以上の卑しさと悪辣さ。
大天使の力により、パパポポは撤退を余儀なくされる。

＊メッセージを送ります

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