無限城での最終決戦――――――愈史郎の血鬼術により脳を操られ、鬼舞辻 無惨に見捨てられる形で死亡した鳴女。
 しかし、何の因果か、彼女は生前の記憶と能力を持ったまま、別世界へと転生してしまう。
 そこは熱しやすく冷めやすいコンクリートジャングルに、無気力で場当たり的な人間たちが蔓延る「令和」の日本。周りを見渡せば暗い顔の洋服姿をした人、人、人。和服に琵琶持ちという目立ち過ぎる格好をした鳴女は、さっそく後にチャラトミを名乗る男とその友人に絡まれ、路地裏に連れ込まれてしまう。
 むろん、鬼である鳴女が好き放題される筈もなく、今日の一曲を奏でる為の生贄として友人の男を虐殺。続いてチャラトミをも殺そうとするが、彼の情けない命乞いと「ウーチューバーになれば、働かなくても人気者になれる」という言葉を受け、人生をもう一度やり直してみようと決心。チャラトミを利用して“大人気奏者”となるべく、動き出す。
 そこがどんな世界なのかも知らずに……。

タイトル画のようなナニカ(手描き)

【挿絵表示】

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