探求者たちのタイムクライム
作者:Okubo Masau
原作:ウマ娘プリティーダービー
タグ:オリ主 オリ主 ウマ娘 アグネスタキオン タップダンスシチー マンハッタンカフェ ジャングルポケット ヒシミラクル ノーリーズン タニノギムレット シンボリクリスエス テイエムオペラオー
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『覇道のドラマトゥルク』が終わった後、覇王世代の後にデビューするウマ娘たちの物語です。
一時代を築いたテイエムオペラオーの引退後も、華やかに続くウマ娘レース。オペラオーの同期、或いは後輩のウマ娘たちも輝かしい栄冠を手にしていく中、徐々に軋んで開き始める不穏の兆し。前作『覇道のドラマトゥルク』の執筆中にウマ娘化されていなかった登場キャラは、口調や性格が公式と異なる場合があります。
ウマ娘世界の外で知らぬ間に既定されている運命を、アグネスタキオンと共に覆し、皺寄せとして発生した異変を退けながら駆け抜けた作中の3年間。無事に完結いたしました。
一時代を築いたテイエムオペラオーの引退後も、華やかに続くウマ娘レース。オペラオーの同期、或いは後輩のウマ娘たちも輝かしい栄冠を手にしていく中、徐々に軋んで開き始める不穏の兆し。前作『覇道のドラマトゥルク』の執筆中にウマ娘化されていなかった登場キャラは、口調や性格が公式と異なる場合があります。
ウマ娘世界の外で知らぬ間に既定されている運命を、アグネスタキオンと共に覆し、皺寄せとして発生した異変を退けながら駆け抜けた作中の3年間。無事に完結いたしました。
| 凩と共に玉座を去って | |
| 覇道の傍らに伴われた身、安からず | |
| 主無き参謀の旧交、腐れ縁が温めて | |
| 喝采の先を共に見ること、絶えはせず | |
| 小さな勇者が向かった先は、未踏の栄光へ | |
| かつての強敵へ、見舞いと栄冠の報せに | |
| 太陽を離れれば、己が光を恥じる | |
| 集大成の兆しを前に、翳り連れる風の吹く | |
| 暗中に輝きあれば、影の実在をも見る | |
| 満たされた舞台に、見えざる役者の上がる | |
| その影とウマ娘は いつも貴方の中にあることを | |
| 労いと賛辞は、有終の美の寂寞にも手伝われ | |
| 新奇の訪れは好奇に呼ばれて | |
| 頂きへの登攀を、並みなる脚は請けず | |
| 先駆ける君いればこそ、星は闇に浮かび | |
| 覇を討つのみならず、道を継ぐもまた勇者 | |
| 初々しさも無く、新たなる風は騒ぎ | |
| 粗造りの光、一足早く凱歌を喚き | |
| 友の内に何が棲むか、知りもせず | |
| 解れた夢の一端は、既に追ってくる | |
| 並ぶ者ばかりが、明暗の双方に立つ | |
| 無法なる号砲とともに | |
| 波乱の新星、早々と捉え | |
| 探求者との出会い | |
| 目覚ましに黄昏の夢を | |
| まだ一歩目、証明の保証も無しに | |
| 皆の夢を背負った先は、未だ遠く | |
| 姿無き見得るは隣のウマ娘 | |
| 開かれた道には、先行く者あり | |
| それは光、確かながら、か細く | |
| キミの観測を担う、当たり前のこと | |
| 傍に居れども、「皆」には見えず | |
| 稀なる原石は、磨けば削れて | |
| 主助は定まらず、筋書きなど無い | |
| 違和の楔は、まだ刻んでいない | |
| 手の届きそうなほどに、遥か遠く | |
| 交錯は知る、未確定を | |
| 予感は、有り得たかもしれない | |
| 稀代の曲者、地をも騙す | |
| 志の途長く、存分に上る | |
| 重なるは過ぎた、未だの分かれ道 | |
| 行く先の暗雲、先行くは光 | |
| 開かれずとも、軋む扉の向こう | |
| 垣間見るは常なる揺らぎ | |
| 望み強きは、異なる可能の道 | |
| 併行する対象を、彼女は観測する | |
| いずれにも捉われぬは光の行方 | |
| 願い遠くも、手を先ずは出して | |
| 新たな宇宙は届かぬ所で開く | |
| 新星に追われ、地平は近づく | |
| 望まざるが覗かなければ、構え得ぬか | |
| 実証を得ずとも演算は示す | |
| サボりを愛した探求者と、夏 | |
| 既に開かれつつある門前は、なお遠く | |
| いかに脚光は遠くとも | |
| トレの心、探求者知らず | |
| 備えようとも、防ぎようはなし | |
| いずれ微睡む暑熱の合宿で | |
| 揺らぐ尾、ウマが時に | |
| 異なる仮説、覗くは現実の垣間 | |
| 薄暮にて天頂に輝く星は | |
| 巡る星の中、惑星は赫然として | |
| 前座か、あるいは先制か | |
| 吼え猛ってなお机上を出でぬか | |
| 気炎、順当ながらも既にもえ出でて | |
| 有り得たが過ぎ去った、その轍が蹄の下に | |
| 道を先んじれば、すなわち品を定められ | |
| 掌に収まる可能性も、掴みきるには未だ早く | |
| 顧みるうちは、先導ならず | |
| 後を追わば険を伴う | |
| 飛び抜け得れば、懸念は瑕疵にも足らず | |
| 王道の再来、その兆しを | |
| その手はとうに、柄を捉えている | |
| 冠するその名は、皆に認められ | |
| 向こう側は、瞬く間にのみ覗かれる | |
| 観測の先、覗きこむほどに狭く | |
| 天高き軌道の先を、見送って | |
| 拍を刻み、道を拓き、頂は近く | |
| 手繰り寄せるは既に、純なる観測に非ず | |
| いずれ先行くため、後塵の中に鍛えて | |
| 突き当たる間際は、見えずとも気配近く | |
| 祭典、絶後の剣に切り拓かれ | |
| 探求者の一歩目、遂に | |
| いずれ途切れる定めを、知らぬものか | |
| 解法のままに得られる解を、探求者は好まない | |
| 途絶える命運、その最初は | |
| 登竜門を前にして、担当と共に歩む | |
| 大舞台ばかりは役者替え | |
| 大立ち回り、何にも先んじて | |
| 恐れは預け、見出すはU=……? | |
| 尋常ならぬ担当に、最も近い凡人だから | |
| あり得べくもない実験結果を、恐れて | |
| 刻まれた名を一堂に | |
| 彼方を易くは共に見得ない | |
| 余りに頼りなく、望みある一縷 | |
| 探求はクラスメイトの中からも | |
| 非凡の脚も、機を逸せば | |
| 遥か先を見るは易く、駆け抜くは難し | |
| いずれ並ぶ、蹄音を熱に変えて | |
| 必然は省かねば探求たり得ない | |
| まだ遠く、しかし追われ始めた | |
| いずれ競い合うべき道を繋ぎ | |
| 光り得るは、現ならず | |
| 仮説は整頓の枠を求めない | |
| 可能性世界は飽和しつつあるよ、タキオン | |
| 解のあるべからざる、架空ではない課題 | |
| 理解を望めばこそ、観測は遠のいて | |
| 筋書きは語られず、しかし確と暗中に | |
| 存在しない記録項目は、確かに記憶され | |
| 途上は輝きに満ちて、実現は檻 | |
| 揺らぐ余地もなく、可能性は垣間見えず | |
| 限界の先は、観測し得ないはずだった | |
| 照合し得ない違和は、知る者にのみ抱かれ | |
| 居るはずだったターフ上に、可能性の歪みを | |
| 未観測の先は、泥臭さの中へ | |
| 無垢なる来訪者、探求の掌へ | |
| 予測の埒内、塗り替えて | |
| 一輪の声援はロジックの隙間に咲く | |
| 新たなる希望は混沌を携えて騒ぐ | |
| 競い合えば置き去るも易からず | |
| 脚を止めることまで備えの内、策の内 | |
| 未だ先は照らさずとも、光明は背に | |
| もはや探求者は導かれない | |
| 限界は、まだ先に。いつでも追いつけるから | |
| 大歓声に押される君を独りにしない | |
| 埒の外にも輝きとおす手腕あり | |
| ひとたび光を閉ざしてこそ、将来は拓き得る | |
| 可能性の干渉は世界の交錯だねぇ | |
| 特異点の探求者は“GATE”を見るか | |
| 特異点は“LODI”へ挑む | |
| いかに離れど昂揚は分かたれず | |
| 最も鮮烈な栄冠、戴くは先行く鼓動 | |
| 未知の訪れは特異点の特権か | |
| 絶たる隔たりに、確たる声援を | |
| 新時代への賞賛に、痛惜の余地は無し | |
| 賞賛から気兼ねを抜くのは難しい | |
| 閉ざされうる先行きへ、勇者の蹄音 | |
| この先を、SETOすらも知らない。 | |
| 世界が知らぬことを、次元の違うドジは拓く | |
| ノイズに躓けば可能性は乱されて | |
| 捉え難き不穏の仮説は“学会”の中へ | |
| ひずみに気づけば、ヒビも広がる | |
| 夏は時を折り曲げ、命運も | |
| 暑熱に歪むは地平面 | |
| 宵空の下で聞いてくれたまえ | |
| いずれ競う日の先約を餞別に | |
| 蜃気は既に、摩天に聳えて | |
| 記憶刻んだ暑気の向こうからは、戻れない | |
| 競う相手にも等しく道が開かれてこそ | |
| 共に先行き、視線は辿り易く | |
| 途を望み、影から鍵へ手を伸ばす | |
| 宙の彼方すら先行き閉じて | |
| 次代が訪れれば、可能性も閉じはせず | |
| 新たな風の一端は砂煙と共に | |
| 交錯する筋書きは舞台をも違和の中へ | |
| 平坦ならず挫石多き路に、脚を送り出す | |
| 歴史に岐路を刻み、望む時をここに | |
| 開かれた波は、戻り来る | |
| 命運が閉じはしない、続く者たちの居る限り | |
| 先を行った同期が、はや去ろうとも | |
| 並行する王道に、また一つ刻まれる | |
| 盾を獲り得る脚は、歴史を裂き拓く | |
| 待たれた言葉は、内に抱えて | |
| 進路を分かつとも、いずれ共に競う | |
| 思いの丈も、歓声の中に埋もれ | |
| 見えぬ先へ、探るは再びの光 | |
| 覇王の魂は併走を以て、探求者へ | |
| 悪夢の続きを踏み拓け | |
| 先暗くとも、向かう者あり | |
| 寒暗のなか輝ける、確かなる一歩目 | |
| 舞台をこの世と紐づけるは歓声 | |
| 総決算の前座、鮮烈なる煌めきは早くも翌年へ | |
| 際が迫るほどに、思いは濃く、深く | |
| 異端なる先鋭に、並ぶは親しき影 | |
| スポットを奪わん、ここだけの走りで | |
| 年暮れる前に、紡ぐ理論を | |
| 次なる世代は、既に壇上へ | |
| 普通が終わる時、あくびと共に | |
| 平凡を連れ去るは、サボリのエキスパート | |
| 脚光は非現実の標、まだ遠くも | |
| 高みを前に、幾枚も舞台を重ねて | |
| 先を行く煌めきは燃え尽きんばかりに | |
| 添えども交わり難い近さに | |
| 未だ日の目を見ぬまま、咆哮に揉まれ | |
| 視線を浴びれば、足取りも囲まれ | |
| 刻む蹄跡の確かさに、軍師あり | |
| 廻り続けたターフの上に、未知を | |
| 観測可能な“ミッシング”はダラダラの先に | |
| 新たなる蹄跡の、背に近付くを愉しみ | |
| 至上の煌めきは、未だ予兆に過ぎず | |
| 追われ慣れぬは、一つの弱み | |
| 策と走り、聳える高嶺へと段を刻む | |
| 導き立つべき標は遠すぎず | |
| いかに頼りあれど、案内人は傍目にて | |
| 仮定を覗かん、現の間隙に | |
| 現実性に気まずさこそまさり | |
| 泥濘の道にこそ軍師あり | |
| 頂は遠く、紆余に安寧は常ならず | |
| 盤上のターフに、新たな曲を | |
| 観測は可能性世界よりの投影の後に | |
| 到達の既定は、確かに安寧ではあり | |
| 折れぬならば悠長に、しかし歩を止めず | |
| 先行き暗くも、導くは三女神 | |
| 道を踏まえば、腹案は締まる | |
| 大きく盤を返す策、如何に | |
| 再び歓声に染まれば、もう戻らない | |
| 道は聳えど続き、易からず | |
| 刻みつけた足取りの上、今揺るぎなく | |
| 新たに拓かれぬ限り、可能性は……運命は繰り返す | |
| 可能性世界に先行きなくとも、“EXIN”による持続 | |
| 遮られればこそ、鋭敏に察せる | |
| 塗り替えた定めは、目の当たりにおいてのみ認む | |
| 大きく溜めて、切り拓く脚は鋭く | |
| 最も身近な朋が、歴然たる強者で | |
| 鈍くとも衰えぬ脚は、遂に | |
| 煌めきは消えゆくが故に眩く | |
| 欠けていく蹄歴は、まだ熱をもって | |
| 時を刻んだ波形は、ひとたびに収まらず | |
| 容易からぬ道を経れば、遠ざけるは易く | |
| いずれ統べるものは、確かに道を繋ぐ | |
| 幕の開かぬ場であれ、大きく花開き | |
| 昂揚一転、水音静かに気は沈み | |
| 挑みを重ねるほどに、轍は削れ険しく | |
| 見えぬ昏きを、懸念だけは貫いて | |
| 暑熱に揺らいだ夢幻へとまた、手を伸ばす | |
| 至り得た蜃気楼は、ついぞ影を落とさず | |
| 現れてくれる道は、既に蹄跡も刻まれて | |
| ずっトまエかラ、行くな、行くなと…… | |
| いずれ時を跨ぐ縁の、あまりに遠く | |
| 並みならざれば王室も呼ぶ | |
| 稀有なる巡りも、標は先行きに | |
| 『可能性は帰結した』よ、Tachyon | |
| 空白を埋めるは揺るがぬ思い | |
| 待たず、迎えよ、可能性の探訪を | |
| 敷かれた時の大路を外れても、躍る | |
| 気を張りもせず、奇跡は未だ序曲 | |
| 途上の夢、バッカスの御出座し | |
| 先んじて煌くは美秋の萌芽 | |
| 乗り遅れてなお道は延びて | |
| 評定の決さざれば只走れ | |
| 最上の舞台、その端よりは花形へ | |
| 扉は、開く前に、まず辿り着かねば | |
| 予兆の暗くあればこそ、照らすべきは明瞭に | |
| 目先は暗中にて、然るに繋げ | |
| 実なる体を験すは常に仮想にて | |
| 時を繋ぐは濃緑の責 | |
| 埃が舞えば、光の条は明瞭に | |
| 波を裂く舳先は、しかし凪に迎えられ | |
| 航路は霧中とて、日和は意のままに | |
| 不変の喝采は、齟齬をも顕わにして | |
| 道分かれは常に真隣り | |
| 可能性は過ぎ去った脈絡に紡がれ | |
| 歪みは忘れられかけた窓の先 | |
| 可能性はいずれ打ち寄せ、刻まれる紋は知れず | |
| 可能性すらカチ割った先、道を繋ぐは声 | |
| 易く親しみあれば、難題にも新路あり | |
| 選ばれなかった可能性は、今も追い来る | |
| 知り得ずとも、ただ走るのみ | |
| 可能性から外れた先で、なお走れ | |
| 忘れられまい、あるはずがなくとも | |
| 引き摺るは、まだ掬いきれぬ過去 | |
| 有り得ぬ仮説に、気づきなど無く | |
| 覇王との再会、巡りは間もなく | |
| 3年越しの舞台は己を覗く | |
| 覇を唱えし先には、道の交わる予感 | |
| ボクの二つ名の意味を、考えたことがあるかい | |
| 有り得なかった二度目に、お友だちは笑んで | |
| 特異点はターフの外を駆けない | |
| 問われて浮かぶは未完の可能性 | |
| 代償あれども、共にXACFを乗り越えて | |
| 訝しみに足取られず、共に駆けるため | |
| 独自探求を遂げた眼の内は未だ明るく | |
| ありえぬはずの現実は、輪郭も薄れ | |
| 未だ虚ろの将来へ、奇跡の兆しを連れて | |
| 時は繋がり、可能性の成った先に、U=ma…… | |
| 光は超光速の背を常に追う | |
| 既定可能性を千切り、未観測の大海へ | |
| 祝宴の宵は更け、夜明けは暫し先 |